医療と介護をいったいで改革するという「地域医療・介護推進法」が成立した。
患者や要介護者の急増で制度が持たなくなる恐れがありサービスを大きく見直すことになる模様だ。
特に介護保険は高齢者の自己負担引き上げをはじめとする制度が出来て以来の大改正になる見込みだ。
いや。。表現を誤った。改正ではなく改悪だ。
負担という面からすれば一定以上所得者(年金生活者なら年280万以上)の場合、これまでの1割負担を2割負担に
増加させる。低所得者の保険料を軽減することで生じる資金不足を同じ高齢者に負担させるというものだ。
また、要支援向けの通所訪問介護サービスについては介護保険から市町村事業へ移すという。
更に特養には要介護3以上しか入居を認めないことにする模様だ。
つまり。。。言い方を変えるなら。。。
貧しいエリアの要支援者には満足なサービスは不要ということを国が認めるということだ。
それだけではない。これまで自己負担3割だった新たに認可された難病患者は2割負担に軽減されて良い改正である一方で
これまで1割負担だった従来の認定患者の負担は2割に引き上げられる。
国は本気で改革する気などない様だ。。。