北海道のグループホームで妻(当時81)を絞殺したとして、嘱託殺人罪に問われていた男性(89)の判決公判があった。
認知症だった妻が「死なせてほしい」と懇願した際に、看病に疲れた男性が応じ、自分も自殺を図ったが一命を取り留めたと判決は認定した様である。
河村俊哉裁判長は「深い愛情で献身的に世話を焼き続けたが、心身ともに疲弊していた。同情すべき点はある」と語り、犯行当時は心神耗弱の状態だったと認定して、懲役3年執行猶予3年(求刑懲役3年6カ月)を言い渡したのだそうだ。
なんだか悲しい事件ですよね・・・・。
老老介護の現実がそこにある気がします・・・。
行政がなんとも出来なかった結果ではないでしょうか・・・・。